Gentoo Linux 1.4_rc1 インストールのための PPPoEセットアップ
1. PPPoEのインストールと構築
パッケージの展開と設定
まず、Portageツリーやインターネットにあなたが接続ができなければ、PPP と PPPoE のソースCDを準備する必要があります。それらのソースが手に入ったら、次に、そのCDROMからあなたが作成したGentoo パーティションにコピーします。標準化のため、私は、それらのファイルを/usr/local/pppoeにコピーしました。
ハードドライブにソースをコピーしたら, 今度は設定と構築を行います。
Note: ここから先は、chrootされた Gentoo 環境で行うことが重要です。インストール ドキュメントを参照してください。 |
Warning: PPP と PPPoe はコンパイルしモジュール化した状態でカーネルに入れなばなりません。そのように行わなければ、何も動作しません。
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Code Listing 1.1: PPPのインストールと設定 |
# mkmod /dev/ppp c 108 0
# chmod 600 /dev/ppp
# cd /usr/local/pppoe/
# tar -zvxf ppp-2.4.1.tar.gz
# cd ppp-2.4.1
./configure --prefix=/usr --sysconfdir=/etc
# make
# make install
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これで PPP はインストールされ動作できます。今度は PPPoEのインストールと設定を行います。
Code Listing 1.2: PPPoEのインストールと設定 |
# tar -xvzf rp-pppoe-3.5.tar.gz
# cd rp-pppoe-3.5
./go
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Note: なお、 ./go-gui コマンドを使えば、 GUI なインターフェースを使ってセットアップを行うこともできます。 |
最終ステップ
以上のステップを終えたら、 chrootシェルから出て、 ifconfig eth0 upを実行します。
Gentoo Linux インストール作業のchrootに戻り、adsl-startを実行します。その後、
再びchrootシェルから出て、pingその他を実行して確認を行います。もしそれらが何の問題もなくうまく行けば、Gentooインストールを続けます。
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