Gentoo Guide to USE flags
1. はじめに
とりあえず USE フラグの用途とは?
私がユーザとして Gentoo に惹かれる理由の一つは、高度なカスタマイズを
行うことが可能なディストリビューションであることです。
ソースコードに基づいたディストリビューションでは、
インストールされているアプリケーションに対して、
いかなる機能を組み込むかを完全にコントロールすることができます。
その上、いろいろなアイデアが私に訴えかけます。
たとえば本当に必要としていないものをインストールしたくないなど。
そして、 Gentoo はこのようなことをどのように、正確に成し遂げるのでしょう?
それは USE フラグを定義することにより行います。
基本的に、オプションを定義するこれらのキーワードは、
それぞれのアプリケーションをコンパイルするときに
システム全体のオプションとして使用されます。
デフォルト USE フラグ
Gentoo は安全なデフォルトフラグを定義しています。
/etc/make.profile/make.defaults にその値があります。
Gentoo-1.4_rc2 リリースの USE フラグを次に示します。
Code listing 1.1 |
USE="xv slang readline gpm berkdb mmx 3dnow gdbm tcpd pam libwww ssl nls
arts perl python esd gif imlib sdl oggvorbis gnome gtk X qt
kde motif opengl avi png tiff gif" |
Warning: このファイルを書き換えてめちゃくちゃにする代わりに
/etc/make.conf ファイルを編集することをお勧めします。
このファイルの中に次の行があります。 |
# を削除してコメントをはずし、独自の USE フラグをクォートの間に追加してください。
Important: -flag という書き方がフラグを無効にし、
flag という書き方がフラグを有効にすることを憶えておいてください。
もしフラグが /etc/make.profile/make.defaults または、
/etc/make.conf のどちらにもなかった場合、その機能は
無効となります。 |
単純にコメントをはずし、好きなフラグを追加してください。
あなたは、”しかし、 make.defaults から削除したい場合にはどのようにするのか?”
と尋ねるでしょう。それは、単に "-flag" と /etc/make.conf に
記述すればよいのです。
例えば、私のは次のようになっています。
Code listing 1.3 |
USE="-gnome -kde qt -arts -nls python perl oggvorbis opengl sdl
-postgres jpeg png truetype xml xml2 dvd avi aalib mpeg encode fbcon
mmx" |
これであなたはフラグを追加したり、デフォルトのフラグを無効にする方法を
知ることができました。
実際にフラグがどのように働くのかを調べてみましょう。
2. 利用可能な USE フラグ
USEフラグはどこで見つけられますか
Note: もしあなたがUSEフラグを加えたいときには、それをuse.descに加えてCVSへアップロードしてください。use.descはこのリストから生成されたものです。 |
自動的にアップデータされたUSEフラグの情報を以下の場所で見ることができます。
USE Flags
フィードバック
USE フラグに関するフィードバックは、 http://bugs.gentoo.org でバグ報告を行ってください。
そして、担当者に [email protected] を指定してください。
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