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[gentoojp-dev 87] lang flgについてその後。



中野です

langフラグですがずいぶんとこの前言っていたことと違う方向になっています。

デベロッパーの人たちと話すと、やはりこの機会にmanやlocale以下の必要ない
ファイルを削除したいという話しにどうしてつなげられてしまいました。
で、話しているうちに、やりたいことを同時に対応できそうな案が見つかった
ので、それで話しを進めています。

https://bugs.gentoo.org/show_bug.cgi?id=9988 にいんちき臭い英語で書いて
あるので、見てもらいたいのですが、簡単に書くと、

/etc/make.confでUSE_LANGを設定。これは
USE_LANG='ja ru'
のように複数指定可です。

それで、ebuildの中では、
lang ja && epatch hogehoge-japanese.patch
lang ru && epatch hogehoge-ru.patch
のように使います。

またUSE_LANGの先頭に書いた言語は特別な意味を持ちます。
primary_lang ja && epatch hogehoge-japanese.patch
のように書くことができます

primary_langはlangと違い先頭に書いた言語以外では有効になりません。
つまり、
primary_lang ru && epatch hogehoge-russian.patch
は、上記設定ではpatchが当たらないことになります。

また、上のようにUSE_LANGを設定した状態で、
FEATURES="noallman noalllocale"
と指定すると、ja,ru(とデフォルトの英語)以外の/usr/share/man/*と
/usr/share/locale/*がインストールされなくなります。

と、まあこんな感じです。
ご意見頂ければと思います。
反対意見、提案等はbugsの方へ投稿してもらえると、他のデベロッパーの人の
意見も聞けるので、ありがたいです。(もちろんこのMLでもいいけど)

patchは上のbugsにあります。

また、大きな反対がない限りは、採用されそうな感じなので、テストをお願い
します。問題なかったと言うだけの返事でもいいので下さい。

それでは。

Masatomo Nakano
http://gentoo.dip.jp/