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[gentoojp-users 725] Re: qmailがemerg eできない



小町です。

At Mon, 27 Oct 2003 01:25:12 +0900,
Manabu Kaneuchi wrote:

> # emerge -k qmail
> Calculating dependencies ...done!
> 
> !!! Error: the virtual/mta package conflicts with another package.
> !!!        both can't be installed on the same system together.
> !!!        Please use 'emerge --pretend' to determine blockers.
> 
> qmailでエラーが出てしまいました。
> "conflicts with another package"ですから、他のパッケージとの整合性(?)だと思うのですが、解決の方法がわかりません。

この3行目に書いてあるように、emerge --pretend qmail とすれば、どのパッ
ケージが qmail をブロックしているのかが分かるので、そのパッケージをア
ンインストールすれば qmail がインストールできるようになります(たぶん
net-mail/ssmtp じゃないかと思いますが……)。これは、Portage の仮想パッ
ケージ機能で、メール配送に使うソフトにいくつかあるソフトのうちいずれか
だけをインストールできるようにするためです。virtual/mta としてインストー
ルできるのは net-mail/ssmtp や net-mail/qmail の他に net-mail/sendmail 
や net-mail/postfix があります。

> qmailはソースを持ってきて、普通にインストールしたほうがいいのでしょうか…。

daemontools 関係はいま本家のほうで整理しているところなので、もうちょっ
と待ったらシンプルに管理できるようになるとは思います。使ってないのでな
んとも言えませんが……。使っている人、どうですか?

基本的にはソースからインストールするよりはパッケージからインストールし
たほうが楽ですし、パッケージがない場合でも Portage は自分でパッケージ
を作るのも簡単なので、ごにょごにょっと作って GentooJP にでも登録してお
けば他の人も楽できるかもしれません。いろいろとパッチ当てたい、という場
合でも、Portage に入っている ebuild (というパッケージを作るための手順
が書いてあるファイル)にパッチを当てるという行を1行追加して emerge する
だけなので、とても楽ちんです。

とはいえ、中には ebuild を作るのが面倒なパッケージもあったりするので、
とりあえずソースから入れて様子を見ながらパッケージを作る、というのでも
いいかもしれません。

-- 
Mamoru KOMACHI <usata@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
http://www.sodan.ecc.u-tokyo.ac.jp/~usata/