[gentoojp-users 502] Re: live.gcloopの作成法

[Takashi Ota <088@xxxxxxxxxxxxx>]

太田、どもです。

> http://www.e-one.uec.ac.jp/~taka/gentoo/
> おそらくベージュG3（G3/DT, MT）にはインストールできると思いますが
> まだインストール作業を終えてみたわけでは残念ながらありません。
> ただ、mibootを用いることでこれらのOldWorld機でもMacOSパーティション
> をHD上に用意することなくインストールディスクとして用いることが
> できるCDに仕上がったと思われます。

mibootの件は解決したのでしょうか？
もしよければ、ディレクトリ構成、設定情報など教えていただきたいと思います。

> 　まだ理解はひじょうに足りませんがgentooのliveCDが、ルートファイル
> システムを圧縮することで得られるファイルを、ループバックマウント
> することで起動ディスクとして働いていることはイメージできました。

もともとは、KNOPPIXのcloopから始まっていると考えています。
http://kinneko.homelinux.net/wiki/KnoppixOwn
なんかが日本語では参考になると思います。
ただし、Gentooでは、
https://www.gentoo.org/cgi-bin/viewcvs.cgi/pvdabeel/ppclivecd/?cvsroot=gentoo-src
から辿れる各種のスクリプトを使って、PPCのLiveCDを作っているはずです。
それ故、gcloopとなっています。

cloopでは、圧縮と展開の２つのパターンが必要ですが、
圧縮の方は、
https://www.gentoo.org/cgi-bin/viewcvs.cgi/pvdabeel/ppclivecd/files/cloop/?cvsroot=gentoo-src
のオリジナルファイル(cloop0.66ベースなのかな？)
を使って、
https://www.gentoo.org/cgi-bin/viewcvs.cgi/pvdabeel/ppclivecd/src/loop?rev=1.4&cvsroot=gentoo-src&content-type=text/vnd.viewcvs-markup
にて圧縮してます。

解凍の方は、
linuxrcの中で、
https://www.gentoo.org/cgi-bin/viewcvs.cgi/pvdabeel/ppclivecd/files/initrd/linuxrc?rev=1.1&cvsroot=gentoo-src&content-type=text/vnd.viewcvs-markup
行っています。

これらのスクリプトを用いることで、GentooのPPC-LiveCDはできあがっています。(おそらく)
PPC-LiveCD起動できる方は、起動時に
# ls /mnt/iso/*
とかすれば、live.gcloopの中身を簡単に見ることができます。

> 　おそらくこういった起動CDの方式はそれほどめずらしくはないので
> しょう。スマートなやりかただと思いましたので、たぶんPPCに特異的で
> ない、ひろく利用されている流儀だと思うのです。さきほどざっと
> 検索してみましたら、knoppixというlinuxディストリビューションも
> 類似の方式をとっているようでした。しかしこちらはmac（それもかなり
> ポンコツ）を使用している私には縁遠くて・・・。
cloopを使うなら、Debian、LNX-BBCあたりも考えられますし、
RedHatでもなんとかなるらしいという噂は聞いているのですが、
Gentoo(vanilla-sources)では、
# make menuconfig
Library routines  --->
<*> zlib decompression support 
<*> zlib compression support
を設定し、再起動した後

# emerge cloop
をすることで、先に示した解凍に該当する個所のコマンドを実行すれば、
中身なり、初期の軌道に必要なファイルは見ることができるはずです。
そこでカスタマイズして、gcloopを適切に実行すれば、
はい、LiveCDの出来上がり！となります。
# たぶん。(^^;
# だれか、PPCなKNOPPIX(Gentoo日本語版作りませんか？)
# GNOPPIXでもよし。(^^;


> # しかしまずgentoolinux ppcのインストールそのものを終えないと・・・。
これが必要だと思いますよ。
Gentooの内部構造知るためにも。
そうでないと、なかなかご要望のようなLiveCD作るのは難しいのではないでしょうか？


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Takashi Ota. <088@xxxxxxxxxxxxx>