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[gentoojp-users 505] Re: live.gcloopの作成法



 みなさま、お世話になっております。
 今回はとくに太田様、ご親切にありがとうございます。
mibootの件は解決したのでしょうか?
もしよければ、ディレクトリ構成、設定情報など教えていただきたいと思います。
 インストールCDの作成にはUNIX USER 2003年9月号 付録CD-ROM二枚組の
一枚目、PPC用をベースにしました。CDのディレクトリ構成は以下の通りです。
なお、CDを焼くのに私はToastを使いましたが、その場合「MacOSとPC
(ハイブリッド)」を選択すること。「MacOS」のみではだめでした。cloop.o
がlive.gcloopをマウントする際にiso9660タイプを指定していたと先の知人が
話していました。イメージファイルを作成、マウントし、そこに雑誌付録の
CDの中身をコピーして編集します。このイメージファイルをToastで起動
ディスクとして焼きます。

GentooPPC_1.4_2003.09
           boot/
                (この下にmiboot(System+Finder)を入れた以外は元のまま。
                なお、BenH氏の手による一般のmibootにさらに手が加えられた、
                miboot.conf等による設定が可能なタイプです。これはYDLや
                Vine関係からbootCD, miboot.confの類を検索すればダウン
                ロードできると思います。LinuxPPC Q4 2000に使われていた
                ものです。)
           docs/
                (元のまま)
           initrd.livecd.img.gz
                (先に紹介した知人のHPからダウンロードし、オリジナルの
                initrd.img.gzと替えて使用。linuxrc内にsleep 5を数カ所
                挿入しただけの違いだそうです。)
           Linux Kernels/
                (このディレクトリを作成し、中に使用するカーネルファイル
                を納めておく。現在はboot/内にあったvmlinuxをコピーして
                使っています。)
           live.gcloop
                (元のまま)
           MacOS Utilities/
                (VineLinuxPPCインストールCDに付属していたもの。そこに
                Jedit(PPC)を入れてあります。MacOS側からLinux関係の
                パーティションやファイルを操作する場合に備えたもの。
                起動に必要なわけではありません。)
           miboot.conf
                (boot/内のyaboot.confを参考に作成したもの。下に具体的な
                内容を載せておきます。これはCDのルートディレクトリ直下で
                なくともboot/以下でもよいらしいですが、ここが一番わかり
                やすかった。)
           ppc-stages/
                (元のまま)

miboot.conの内容
    (yabootにのみ有効な引数については#でコメントアウトしてあります。)
**************************************************
## $Header: /home/cvsroot/gentoo-src/pvdabeel/ppclivecd/files/boot/yaboot.conf,v 1.1 2003/02/23 18:27:33 pvdabeel Exp $

default=live
timeout=50

#message=boot.msg

#fgcolor=white
#bgcolor=black

image=vmlinux
initrd=initrd.livecd.img.gz
initrd-size=11000
label=live
#read-write
#device=cd:
root=/dev/ram0
append="init=linuxrc"

image=vmlinux
initrd=initrd.livecd.img.gz
initrd-size=11000
label=live-safe
#read-write
#device=cd:
root=/dev/ram0
append="video=ofonly init=linuxrc"
**************************************************

# emerge cloop
をすることで、先に示した解凍に該当する個所のコマンドを実行すれば、
中身なり、初期の軌道に必要なファイルは見ることができるはずです。
そこでカスタマイズして、gcloopを適切に実行すれば、
はい、LiveCDの出来上がり!となります。
# たぶん。(^^;
# だれか、PPCなKNOPPIX(Gentoo日本語版作りませんか?)
# GNOPPIXでもよし。(^^;


  
# しかしまずgentoolinux ppcのインストールそのものを終えないと・・・。
    
これが必要だと思いますよ。
Gentooの内部構造知るためにも。
そうでないと、なかなかご要望のようなLiveCD作るのは難しいのではないでしょうか?
  
 作業手順が見えてきて楽になりました。早いうちにgentooのインストールを
済ませ、ディスクレスに挑みたいです。ありがとうございます。

 ところで、自分はもっていないので試せないのですが、miboot関係の
設定がyabootの邪魔さえしないのだったら、上のCDはClassic環境では
起動しない最近のMacにもつかえるのでないかと思うのです。その点に
ついてはいかがでしょうか。
 また、旧iMacのようにClassic環境でもOS Xでも起動できるマシンに
対しては問題ないでしょうか。
 前にも述べましたが、PPC7500~9500にはおそらくこのCDを用いることが
できません。知人が私の見ている前で試した記憶がありますが、G3/DTに
SCSI CDROMを接続し、そこから起動しようと試みてたしかだめでした。
近いうちに忘れなければ試しますが、作成した起動CDの中身をそっくり
SCSI HDに移し、そこから起動できるかどうか試そうと思います。
それでだめなら、gentooPPCのvmlinuxにはSCSIマウントに関する
モジュールが用意されていない、あるいはなんらかの問題がある、
ということだと考えます。その場合、現実的な対応策はどういった
ものになるでしょうか。
 それともPPC7500~9500に関しての問題はまったくちがったところに
あるのでしょうか。

--
田中 元 BYH01337@xxxxxxxxxxx