[gentoojp-users 625] busyboxがlinuxrc中でdhcp などを利用できますか？

[Hajime Tanaka <BYH01337@xxxxxxxxxxx>]

　PPCマシンではlinuxを用いる際、ディスクレスシステムを組もうと
するとCDからクライアントを起動する際にinitrdの世話になる必要が
あります。異なるケースがあるかもしれませんけれど、linux PPC関係
をOldWorld機で用いる場合、自分が体験した範囲ではすべてそうでした。

　本日ようやく気がついたのですが、gentoo PPC Live CDから
Macintoshを起動すると、最初に立ち上がるシェルはbusyboxという
もので、これがlinuxrcを実行し、CD上のlive.gcloopをマウント
したところでシェルがbashに置き換わるようです。
　そしてbusyboxはlinuxrcが実行される以前に立ち上がっています
から、カーネルの機能に、もしかしたらinitrdの機能に含まれて
いるだろうと考えています。
# まだろくに調べられていませんが、この時点で / 以下の主要な
ディレクトリもできているのですね。

　自分は当初、クライアントがサーバ上のルートファイルを
マウントする仕組みとして

1. カーネルが読み込まれ、initrdが立ち上がり
2. 起動CD上に置かれたルートファイルシステムをマウントし
initrdがそこをルートディレクトリに採用
3. dhcp, nis, nfs関係のデーモンが起動
4. サーバ上に置かれたルートファイルシステムをnfsマウント
し、そこにchroot

という仕組みを考えていまして、おそらく時間をかければその
段階までは到達できるものと考えていました。
　しかしその方式ですと、わざわざ二回ルートファイルシステムを
切り替えています。CD上に用意されたルートファイルシステムは
役割の割におおげさなものを用意しているように思えます。

　linuxrcを実行する以前にbusyboxが動くのですから、linuxrc
実行中にbusyboxの機能でdhcp（可能でしたら、プラスnis）による
サービスを受けて、nfs経由でサーバ上のルートファイルシステムを
マウントできないでしょうか。

　闇雲にとりあえず動くというシステムをつくりあげるより
経験者、識者のかたがたのご意見をうかがってからのほうが
スマートなものができあがることと思いまして質問しました。
思い切りの勘違いなどもあるかもしれません、あるいは私の
まったく知らない方式など、お気づきになられましたらどうぞ
なんでもアドバイスいただけると助かります。

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田中　元　BYH01337@xxxxxxxxxxx