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[gentoojp-docs 474] Re: policy.html の差分翻訳
- Subject: [gentoojp-docs 474] Re: policy.html の差分翻訳
- From: "Masatomo Nakano" <nakano@xxxxxxxxxx>
- Date: Sun, 24 Aug 2003 01:45:34 +0100
- References: <[email protected]> <[email protected]>
中野です
# 大変遅くなりました…。一ヶ月以上あいている。
http://gentoojp.dip.jp/chk/data/20030824012955.html です。
> #ちなみに、オリジナルのリビジョンが上がってますね。
翻訳1.19に合わせました。なので、またつっこみを頂けると嬉しいです。
原文の差分
https://www.gentoo.org/cgi-bin/viewcvs.cgi/xml/htdocs/doc/en/policy.html.diff?r2=1.19&cvsroot=gentoo&r1=1.16&diff_format=l
ちょっと質問なのですが、萩原さんの作業的に、ただ「修正しました」の場合
にはばっさりカットしてしまった方がいいですか?それとも今回のようにした方
がいいですか?
では、内容に入ります。
> <全体的なこと>
>
> ・Portage treeとPortageツリーが混在してしまってます。
> どちらかに合わせた方が良いですよね。
> 正直、どっちでも良いと思うので、
> 一番ひとの目に触れているであろうインストールガイドに合わせるのが、
> 恐らく最善手かなあと思います。
> で、僕は合わせたつもりで、
> これまでずっとPortage treeとしてたのですが(たぶん)、
> いま見たら、「Portageツリー」となってますね。
>
> というわけで、どうでしょう。
> 今後GentooJPなドキュメント(や雑誌の原稿など)では、
> 「Portageツリー」で統一するのは。
>
> とか書きながら思ったんですが、よく考えたら、
> 一番ひとの目に触れてるのって、中野さんのLMの連載ですね。
> LMの原稿って、どっちにしてました?
> なんか、そっちに合わせれば良いのかも。
確かツリーのはずです。
それもありますし、改めて考えてもツリーの方が読みやすいかなぁと思い全体
的にツリーにしてみました。
> ・「開発者」と「デベロッパー」が混在してるのはナニかなと。
デベロッパーに統一しました。
どちらでも良かったのですが、シニア開発者というのがなんか嫌なので、
デベロッパーで統一してみました。
> ・「マスクされた」というのと「maskする」「unmaskする」が混在してます。
> 基本的には後者で統一して良いかなと(他のドキュメントも含め)。
統一しました。
> <1.一般的なガイドライン>
>
> ・「技術的またはポリシーについての質問をシニア開発者に直接することは、自
> 由にして構いません。」
>
> ちょっと日本語として不自然かなと思うので、
> 「自由に質問しても構いません」のようにしてはどうでしょうか。
修正しました。
> ・「もしcommitがそのtreeに〜すぐに修正されるべきです。」
>
> 文脈から行くと「すぐに修正してください」の方が良いのかなと思いました。
> 待ってたら他の人がしてくれるようなニュアンスだったんで。
修正しました。
> <2.ebuildポリシー>
>
> ・「〜ルールに従っていないパッケージがあります、しかしあなたの〜」
>
> 「、」→「。」
> ・「そのバージョンは1.2や4.5.2のように2、3以上の部分にピリオドで区切られ
> ています。」
>
> 2や3が、個数のことなのか数字のことなのか、一瞬つかめなかったんで、
> 「〜のように2つか3つ(またはそれ以上)の部分に〜」
> とか、そんな感じかなと。
> ・「suffixのどれもすぐ後に正の整数が続く場合があります。」
>
> 「どれも」というのと「場合がある」というのが両立しないような気がして、
> 「suffixの後には正の整数が〜」のような感じで良いかなと思いました。
>
> ・「これは次のことをを意味しています。」
>
> 「をを」→「を」
>
> で、「次のことを」より、
>
> 「これはパッケージ名が以下のようなやり方でカウントアップされていくこと
> を意味しています。」
>
> のようにした方が良いかなと。
> 原文は"This means that counting goes as follows:"だったので。
>
> ・「バージョン、リビジョンアップ」
>
> 「バージョンアップやリビジョンアップ」の方が良さそうです。
>
以上、修正しました。
> ・「これまでにcronパッケージをひとつもインストールしていなかった場合に、
> 今後virtual/cronへの依存を満足することになります。」
>
> 「依存を満足する」という言い方が、
> あまり聞いたことがないような気がして、
> #単に僕が聞いたことないだけかもしれませんが。
> 「依存関係を満たす」とか、その方が良いかなと。
>
> あと、もう少し原文に忠実な感じで、
>
> 「これまでcronパッケージをひとつもインストールしていなかった場合、これ
> でvirtual/cronに依存している全パッケージがその依存関係を満たすことに
> なります。」
>
> とか、そんなんはどうでしょうか。
そのような感じで修正しました
> ・「注意点として、どのタイプのパッケージでもPROVIDEの値を指定することはで
> きます。」
>
> ・どんなパッケージでもPROVIDEという値を持つことができる
> ・PROVIDEにはどんなパッケージでも指定することができる
> の両方に取れると思うのです。
> あと、「注意点として」と書くと、
> すこし後とつながりにくくなるような気がします。
>
> ので、
>
> 「注意点がひとつあります。PROVIDEにはどんなタイプのパッケージでも指定す
> ることはできます。」
>
> とか、そんな感じではないかと。
修正しました。
> ・「Gentoo Linuxのvirtual機能の実装は第2のコンポーネントがあります。」
>
> ここは「もうひとつの特徴があります」ぐらいで良いのかなあと。
> 「特徴」が変なら「構成要素」とか。
修正しました
> ・「Portageはこのような状態で、profileディレクトリ/etc/make.profileにある
> virtualsという名のprofile-specific virtual mappingファイルを使用する
> ことによって解決します。」
>
> あまり自信がないのですが、-specific以降って、
> その前の"a profile"の説明ではないかと。
>
> とすると、
>
> 「Portageはこのような場合profile機能を利用して解決します(profileディレ
> クトリトリ/etc/make.profileに存在する、各virtualには何を割り当てるの
> かが書かれたvirtualsファイルを使用します)。」
>
> とか、そのような感じではないかいなと。
ちょっと違うように解釈しました。その上で一文だと読みにくかったので、
以下のようにしてみました。どうでしょうか?
Portageはこのようなときに、各virtualには何を割り当てるのかが書かれ
た<path>virtuals</path>という名前のファイルを使用します。このファ
イルはprofileディレクトリ<path>/etc/make.profile</path>に保存され
ています。
> ・「このファイルの1行目は、virtual/lprに依存しているパッケージをインスト
> ルールするとき、まだvirtual/lprが存在しない場合にnet-print/cupsがイ
> ンストールされることを、示しています。」
>
> 「インストルール」→「インストール」
>
> で、修飾(?)する順番を変更して、
>
> 「このファイルの1行目は、まだvirtual/lprが存在しない場合にvirtual/lprに
> 依存しているパッケージをインストールすると、net-print/cupsがインスト
> ールされることを示しています。」
>
> のような感じでどうでしょう。
修正しました
> ・「だから、今後virtual/lprへの依存は満足されます。」
>
> 「だから」というのは、突然フレンドリーすぎるかなと。
> あと、やっぱり「満足されます」より、
> 「依存関係が満たされます」の方が良いような気がします。
フレンドリー、ちょっと笑ってしまいました。
確かにその通りですね。修正しました。
> ・「この文はデベロッパー向けのガイドラインです。」
>
> 「この文」→「以下の文」もしくは「次の文」
修正しました
> ・「新しいvirtualを開発者に情報を長し続けることは、彼らが統一して使用する
> ことを確実にすることになります。」
>
> 「長し」→「流し」
>
> で、ちょっと読みにくいような気がして、
>
> 「開発者に新しいvirtualについての情報を流し続ければ、使用方法を統一して
> もらうことができます。」
>
> のような感じではないかと。
修正しました
> ・「CVS tree」
>
> Portageツリーに統一するなら、CVSツリーの方が良いと思います。
修正しました
> ・「このタイプのCVS ebuildを以下では"CVS snapshot ebuilds"と呼びます。」
>
> その後では「スナップショットCVS ebuild」と呼んでいて、
> そっちの方が良いかと思うので、「スナップショット〜」に統一が良いかと。
修正しました
> ・「スナップショットCVS ebuildは"live" cvs.eclassよりも大きく好まれます。」
>
> 大きく好まれます、というのがアレかなと思ったので、
> 以下のような感じでどうでしょう。
>
> 「スナップショットCVS ebuildの方が、"live" cvs.eclassよりも段違いに歓迎
> されます。」
修正しました
>
> ・「スナップショットCVS ebuildは、CVS スナップショットにソフトウエアに必
> 要なよく知られたバグフィクスが含まれている場合、またはCVSバージョンが
> 普通のリリースバージョンよりも単純に"良好に動く"場合に許可されます。」
>
> 「スナップショットにソフトウエアに」は「に」が続くので、
> 「スナップショット上のソフトウエアに」とか、そういう風でどうでしょう。
>
> あと、原文だともうひとつ場合があって、
> 「あるソフトウエアのCVSバージョンがよく知られている場合」
> もアリの模様です。
修正しました
>
> ・「"live" CVS ebuildや"snapshot" CVS ebuildも、あなたはデベロッパーとし
> て正しく動くことに責任があります。」
>
> ebuildが正しく動くことに責任があるのか、
> デベロッパーとして正しく行動する責任があるのか、
> ちょっと曖昧だと思うので、
>
> 「〜CVS ebuildであっても、あなたはデベロッパーとしてそのebuildが正しく
> 動くことに〜」
>
> とか、どうでしょうか。
修正しました
>
> ・「しかしこれは"live" CVS ebuildに関しては明白な理由で格段に難しいです。」
>
> 「明白な理由で」というよりは、「当然ながら」ぐらいの方が良いかと。
修正しました
>
> ・「〜永遠に~[arch]キーワードで」
>
> 原文は"for their lifetime"なのと、永遠ってのもナニかなと思うので、
> 「ずっとマスクされたままかもしれません」ぐらいで良いのかなと。
修正しました
>
> ・「ユーザーが特に"live" CVS ebuildを要求した場合に、あなたは追加すること
> ができます。」
>
> もう少し原文に忠実な感じで、
>
> 「どうしても必要だというユーザーがいるようなら、"live" CVS ebuildを追加
> しても良いでしょう。」
>
> とか(書いてみたらそんなに忠実じゃなかったですが)。
修正しました
> ・「もう一度確認すると、これは"live" cvs.eclassを要求する場合にのみ〜」
>
> ここも、「〜を要求するユーザーがいる場合にのみ〜」かなと。
修正しました
>
> ・「一般ユーザー登録ebuild」
>
> これは「一般ユーザーが登録したebuild」で良いんじゃないかと。
修正しました
>
> ・「多くのrsyncされるユーザー提供ebuildファイルには、不正なヘッダー行が含
> まれています。」
>
> 「多く」が"rsync"にかかっているように見えるので、
> 「rsyncされるユーザー提供ebuildファイルには、不正なヘッダー行が含まれて
> いるものがかなり多いです。」
>
> とか如何でしょうか。
修正しました
> ・「一般的に、あなたがユーザー提供のebuildをきれいにしたいと思う場合以外の
> 場合、ebuildを標準のレベルに達っするように変更することをユーザーに要求
> してください。」
>
> なんとなくなんですが、
>
> 「〜きれいにしたいと思う場合は別として、〜達っするようにユーザー自身に変
> 更してもらってください。」
>
> のような感じかなあと(ただの趣味かもしれません)。
修正しました
> ・「ユーザーが自分の間違いから正しいebuildの記述を学習し〜」
>
> 「自分の間違いを元に」の方がわかりやすいかなと。
修正しました
>
> <3.QAポリシー>
>
> ・QAというと、Q&Aのように思えないかなと。
> ので、「品質保証」とした方が読みやすいように思います。
修正しました
>
> ・「Portage管理者だけがmaskやunmaskedすることによって、〜」
>
> 「Portage管理者だけがmaskしたりやunmaskすることによって、〜」
>
> かなと。
修正しました
>
> ・「そしてそれを行なったら、その緊急の修正はアクセス可能なすべてのデベロッ
> パーの協力によって、〜」
>
> 「そしてそれを行なったら」は、「そしてその際は」とかかなあと。
> あと、「アクセス可能な」は、
> 原文のように一応「オンラインでアクセス可能な」の方が良いと思いました。
修正しました
>
> ・「"一人だけ"でするべきではありません。」
>
> 原文のニュアンスを活かすと、
>
> 「"ひとりぼっちの突撃隊状態で"するべきではありません。」
>
> とか、そんな風かなと。
> あえてそうする必要も無いとは思いますが。
ここはちょっと"一人だけ"にさせてください。
なんとなくちょっと恥ずかしいです。
> ・「〜Portage treeへ~ARCH KEYWORDSで入る前にとてもテストが必要な場合に使
> 用されます。」
>
> 「とてもテストが必要」→「充分なテストが必要」、かなと。
>
> あとここ、原文だと"badly"とかあるんで、
> 「残念なことに充分なテストが必要」とか、
> そんな風なのかもしれません。
少しかえて、「通常以上にテストが必要な場合」としました。
充分なテストが必要なのはどのパッケージでも同じだと考えたので。
> <4.変数>
>
> ・「そしてまた重要なことはバイナリ.tbz2パッケージをインストールする際には、
> RDEPEND依存だけが満足されていれば良いということです。」
>
> 「そしてまたバイナリ〜いれば良いということも重要です」
> の方が読みやすいかなと一瞬思いました。
修正しました
> ・「virtual/fooのようにvirtualパッケージへの依存は、複数の異ったパッケー
> ジがvirtual/fooといった同一のインターフェースを持っているときに有効で
> す。」
>
> 元の英文がそもそも読みにくいような気がするんですが、
>
> 「virtual/fooをPROVIDEする複数の異なったパッケージが同一のインターフェ
> ースを提供している場合のみ、virtual/fooのようなvirtualパッケージへ依
> 存することができます。」
>
> とか、そんな感じかなと思いました。
修正しました
> <5.パッケージの移動>
>
> ・「最初に内部のメーリングリストで、他の優れた解決方法があるかもしれない
> ので議論すべきです。」
>
> 順番を変更して、
>
> 「他の優れた解決方法があるかもしれませんから、まずは内部のメーリングリ
> ストで議論すべきです。」
>
> とかどうでしょう。
>
修正しました
以上です。
萩原さんの指摘はいつもすごく勉強になります。
ありがとうございました。